森づくり・ボランティア
埼玉県県民の森は、約67.9ヘクタールの豊かな森林を有する施設です。この森を未来へつなぐために、地域の皆さまや来園者の方々と一緒に、森を守り、育てる活動を行っています。
「森に関わってみたい」「自然保護に貢献したい」という方のために、さまざまな関わり方をご用意しています。専門的な知識や経験は必要ありません。それぞれのライフスタイルやご関心に合わせて、無理なくご参加いただけます。
ボランティアプログラム
県民の森では、テーマ別のボランティアプログラムを運営しています。いずれも会員制・参加無料で、「参加できるタイミングで参加する」を基本スタイルとしていますので、ご自身のペースでお気軽にご参加ください。
里山保全隊
本格的な森林保全作業を担う中核的なボランティアチームです。選択的下草刈りや間伐作業、侵入竹林の伐採・整理、遊歩道の維持管理などを行います。専門スタッフの指導のもとで林業技術を学ぶこともできます。
活動頻度:月1回の定例活動+年4回の集中作業日
参加費:無料
サタデーパークボランティア
働く世代の方が参加しやすい、土曜日限定の保全活動です。軽作業中心の下草刈りや清掃活動、看板や案内標識のメンテナンス、季節の花壇づくりなどを行います。ご家族での参加も歓迎です。
活動頻度:月1回(土曜日)
参加費:無料
里山サポーター
多様な関心に応じた、自由度の高い活動チームです。管理棟周辺の花壇の手入れや美化活動、外来種植物の駆除、写真撮影やSNS発信による県民の森の魅力発信など、メンバーの「やってみたい」を形にします。
活動頻度:企画に応じて不定期
参加費:無料
いきものがかり植物班
県民の森に生育する植物を守る、観察・記録を中心としたチームです。希少植物の定期観察と記録、保護植物周辺の環境整備(日照確保、競合植物の除去など)、開花・結実状況のモニタリングなどを行います。専門家との連携による科学的なデータ収集にも参加できます。
活動頻度:年2回の観察会+季節に応じた集中調査
参加費:無料
パークキッズレンジャー
地域の子どもたちが県民の森の「小さな管理者」になる体験プログラムです。年2回の生き物調査、水辺の清掃・維持管理、来園者への自然案内の練習・実践、県民の森オリジナルの「子ども向け自然マップ」の作成などを行います。年間を通じた活動記録により「ジュニアレンジャー認定証」を発行します。
対象:小学生~中学生
参加費:無料
パークボランティアレンジャー制度
県民の森では、自然保護への理解と関心を持つ方を「パークボランティアレンジャー」として認定し、管理スタッフとともに自然保護活動やマナー啓発活動を担っていただく制度を設けています。
この制度は、環境省の国立公園パークボランティア制度や、海外の国立公園におけるボランティアレンジャー制度を参考に設計しました。
活動内容
パークボランティアレンジャーには、県民の森の自然環境の保全と来園者の体験向上に資する活動に、ご自身のペースで関わっていただきます。活動の具体的な内容や頻度は、管理スタッフとの対話を通じて、その時々の状況やボランティアの方の関心・得意分野に応じて柔軟に決めていきます。
活動の方向性の例:
- 来園者への自然保護マナーの案内や声かけ
- ・園内の自然環境に関する気づきの共有(野鳥・植物・外来種などの記録)
- ・自然観察プログラムやイベントのサポート
- ・写真・記録を通じた自然情報の発信
参加の流れ:
- 管理事務所または公式Webサイトの申込フォームからお申し込み
- オンライン認定講座の受講(約1時間・動画視聴)
- 確認テストの合格
- 認定証の発行
オンライン認定講座の内容:
- 県民の森の概要・生態系・歴史
- 自然保護マナーガイドラインの要点とその根拠
- 来園者への声かけの考え方(対話型・ポジティブアプローチ)
録画をオンデマンド教材として公開しますので、いつでもご都合のよいタイミングで受講いただけます。認定は2年ごとに更新となり、更新時には最新のガイドライン改訂内容を反映した短時間の更新講座(動画)の視聴をお願いしています。
自然保護マナーガイドラインについて
県民の森では、豊かな自然環境を未来へつなぐために、来園者の皆さまにお守りいただきたい自然保護マナーガイドラインを策定しています。
主なガイドラインの内容:
- 野生動物への餌付け・接触はご遠慮ください。
- 野鳥・野生動物の観察・撮影は適切な距離を保って行ってください。
- 園内の動植物の採取・捕獲はできません。
- 外来種の持ち込み・生き物の放流はできません。
- 定められた遊歩道の外には立ち入らないでください。
これらのルールは、県民の森に生息する野生動物や希少植物を保護し、すべての来園者が豊かな自然を安全に楽しめる環境を守るために設けています。ガイドラインの詳細は、別途公開予定の「埼玉県県民の森 自然保護マナーガイドライン」をご覧ください。

