こんにちは!埼玉県県民の森です。
少し前になりますが、2026年5月、NTT東日本 埼玉事業部のみなさん約20名が、社員研修として県民の森にお越しくださいました。午前は近隣の森で間伐体験、午後は学習室での座学と、森に出てのフィールドワーク。一日を通して、企業が森とどう関わっていけるのかを参加者のみなさんと一緒に考える、とても濃い時間になりました。
その一日のレポートを、Nature Serviceが運営する自然体験キュレーションサイト「NATURES.」で詳しくお届けしています。今日のブログでは、その内容を少しだけかいつまんでご紹介します。
「木を切ること」は、自然破壊なのでしょうか
研修を企画された担当者の方から、「肉体労働で森を手入れした気持ちにはなる。でも、これが生物多様性にどうつながっているのかは、まだ腑に落ちていない」という、とても誠実なお言葉をいただきました。
「自然はそっとしておくのが一番」という感覚は、きっと多くの方が持っているものだと思います。けれど森にとっては、じつは「使いすぎ」も「放置」も、どちらもバランスを崩す原因になりえます。日本の里山が豊かでいられたのは、人が薪を採り、落ち葉を集めて手を入れ続けてきたから。本記事では、この「放置と使いすぎのあいだ」をたずねながら、生態系サービスや生物多様性のお話をできるだけかみくだいてお伝えしています。
切った枝と落ち葉が、生き物のすみかに変わる
午後のフィールドワークでは、落枝や足元の落ち葉を使って「バイオネスト型エコスタック」をつくりました。鳥の巣のように円く枝を組み、その中に落ち葉を入れていく、見た目にも楽しい構造です。完成した形はちょっとしたアートのようでもあり、同時に、ダンゴムシやミミズ、コクワガタといった、土をつくる小さな生き物たちの大切なすみかになります。
特別な道具も、大きな予算もいりません。それでいて、森に確かな「すみか」をひとつ残せる。参加されたみなさんが手を動かすほどに、午前中の汗の意味が変わっていく様子がとても印象的でした。
「最初の一歩は、意外と近くにある」
ネイチャーポジティブと聞くと、何か大きく、難しいことを始めなければならない気がしてしまいます。けれど今回の一日が教えてくれたのは、その逆でした。枝を組み、落ち葉を入れる。たったそれだけのことが、生き物のすみかになり、土をつくり、森の未来につながっていきます。
本記事では、午前と午後がどうひとつながりになっていたのか、なぜ「切った木はゴミではなく資源」と言えるのか、参加されたみなさんの表情も交えながらお伝えしています。法人研修や自治体のみなさまで自然と関わる一日を企画してみたいとお考えの方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
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「ネイチャーポジティブの、最初の一歩。県民の森で考えた『企業が森と関わる』ということ」
県民の森は、企業のみなさまの社員研修や、自治体のみなさまの体験プログラムの場としてもご活用いただけます。ご興味をお持ちいただけた方は、お気軽にお問い合わせください。






